ここから4面写真です。 4方向から作品を眺められる展示場所に置かれるため、ロケーション要素を各方向取り込みました。 正面はこの作品のメインロケーションです。 城塞と城下町/農村部の全ての要素がここから見ることができます。「城下町」というと町の奥か中央に城塞があるのが一般的なのですが、この作品は中央から左右に分ける構成にしました。 私はこのような構成を他作品でも好んでやります。 |
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側面山林側。 山といってもこちらは「人の手」が入った山林のイメージといったロケーションです。城山の周辺に細い街道が走り、郊外の民家がそこに並びます。 城から繋がる塔はこちら方面のメインロケーションとして立っています。またこの角度からは場内の中庭とかの様子が覗ける方向なのです。 |
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背後の岩山部。 ここは山の中腹から流れる滝が山中に流れ落ち、左側の海まで山中を流れるといった構造です。 この中にも3か所ほど作品を置けるポイントを用意してあります。サクラグメンバーの方々にこの場所に似合う作品を作っていただきました。 せっかく土地を盛り上げたのならこういうのは是非やりたい要素ですよね。 |
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側面の港部。 この城下町が港町であるのが一目瞭然で判るロケーションです。今回の作品は「水」に関する要素は一部除き全て「ブライトブルー」色で統一してあります。クラシックの名のとおり今ではあまり見ない水域の配色になりましたが、これくらいの広いロケーションだと「青一色」というのは逆に大海原をイメージさせてくれます。 |
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ここで今回のプランニングにおけるイメージ画を公開します。制作序盤でこれを描き、メンバーに公開し作業を始めました。制作中盤で岩山のボリュームが所有ブリックの都合で変更したため、その部分だけこの絵を修正しました。 とにかく広い面積の作品なので、このような全体の認識合わせは重要です。ほぼこれに近しい形で最後まで行けたと思っています。 次へ 前に戻る |