Hikone Castle 彦根城天守閣 |
滋賀県彦根市、彦根城天秤櫓で開催中の「国宝・彦根城築城400年記念祭」において、彦根城開国記念館での展示用にレゴジャパンの工房で組んだものです。 西洋テイストの城はたくさん作ったんですが、和城は今回初めて作りました。和城はとにかく屋根が複雑ですので、各層の屋根構築と各ディテールに苦労しました。 |
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大きさは石垣の上の1層部で93×61ポッチ。石垣部分はさらに4ポッチ分広くなってます。高さは約85cm。内部補強をしっかり組んだため、想像以上に「重たい」作品になってしまいました。 運搬用に石垣部、1層〜3層の計4階層に分割できるように組んでいます。というかこれだけ高いと分割しないと組めませんでした。最初に3層から始めて2→1→石垣の順で組んでいます。 |
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展示会場だとこちらが裏面になる北東面です。 石垣に設置されている部分が昔の天守閣入り口です。実物は写真中央の真っ白な部分に付櫓(天守閣に続く通路)が伸びていてここから城内に入城します。 彦根城は1層の下見板(黒い窓)の数と位置が各面微妙に違います。さらにこの1層は北西面が若干長いのです。シルエットでいうと4面完全な左右対称ではないんですね。見た目には解らないと思いますがちゃんと2ポッチ分長くなってます。 |
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最後に石垣部を組みました。ここは黒プレートで斜めの壁を作り、アングラーブリックを横にはさんだ石垣パーツを取り付けています。石垣のタイルのディテールはアングラブリックのポッチを隠すためでもあります。たくさんの石垣パーツを作る事よりも、四隅の角面をしっかり斜めに見せるのに苦労しました。 比較的小さめの彦根城だからこの石垣構築が似合うんでしょうね。姫路城とか松本城の大型城だと少々難しい組み方なのかもしれませんね。 次へ |